「壁の話」の巻(第13回)
オフィス工事も佳境にはいってまいりました。
制作会社にとって金を生み出す最も大切な場所、avidオフライン室の出来上がる過程を紹介したいと思います。
数日前まで、骨組みだけでした。それがあっという間に壁が取り付けられ小部屋であることがわかります。
そして、クロスが貼られてほぼ完成となりました。



個別空調が入る事により、現オフライン室の夏場の気温上昇の問題も解決されることでしょう。
さらに、間接照明にする事で、やわらかい明かりになるようにしました。
弊社のオフライン室は、伝統的に個室が基本です。これは神楽坂本社にVHSのオフライン室があった頃から変わりません。
現在のオフィスを設計する時も、オフライン室の設置は必須命題でした。その為、avid部屋が4部屋作られました。そして、新オフィスは7部屋まで増設されます。

そんなわけで、オフライン室があるのが当たり前になってその有難味を忘れがちです。時たま、他所の制作会社にお邪魔した時、騒々しいオフィスの中で、ディレクターが遠慮しながらオフラインをやっている姿を見る事があります。
こんな時は、周囲を気にせず気にされずオフラインが出来る環境が用意されている事に感謝するんですよね。

一方、オフィスの別の所には、こんな壁が現れました。
この向こうには何があるかと言いますと…そうトイレです。

さすがに、トイレの出入りが丸見えなのはどうかと思うので、目隠し代わりに壁をつけてもらいました。
これで気兼ねなくトイレに入ることが出来るってもんです。
